N邸 バルコニー増設工事

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FRPで囲われた既存のバルコニー。
このバルコニーを大きくするリニューアル改修工事です。


既存バルコニーを一部解体。正面の壁と底部のボードをはずします。
さらに!増設バルコニー梁を、ひと工夫して取り付けるのですがここは内緒・・。

バルコニーの底部ボードを剥がすと、腐食がかなり進んでいる部分が・・。
ひとまずケレンをかけて防錆処理を施します。

このお施主様のご自宅は、鉄板をハニカム状に組んだ特殊な構造をしておりました。
バルコニーの底部パネルをはずすと、そこから室内が丸見えに・・。風がヒューヒュー入ると
お施主様から聞いていたのでスタイロホームで防風工事。

旧バルコニー部の増設準備もまずは完了。
いよいよバルコニーの鉄骨本体工事です。ユニック車で吊り込んでいきます。
既存バルコニーに増設梁を施工。今回の工事の肝です!!
柱もできるだけ建てたくないお施主様と打合せを重ねてこの工法としました。

今回のバルコニー増設の鉄骨は溶融亜鉛鍍金。いわゆる「ドブ漬け」処理です。
亜鉛の被膜を施すことによって耐候性が向上します。施工したばかりの頃はピカピカと光沢がありますが、
時間の経過とともにマットなグレー色になっていきます。


構造部の建て方が終わると「根太」や「胴ブチ」などの細かなパーツを施工していきます。

お次はバルコニーの「壁」となる部分。駒返し(手すりの巾と同巾の間隔)の格子タイプで今風のデザイン。
オシャレです。

ベースプレートもしっかり完了しています。レーザーレベルで測る正確な基礎工事。

 

増設バルコニーの床は天然木。厚さ20mmのものを敷いていきます。
なにせ天然ものなので反りも自然のまま。施工も大変なのです。

既存のバルコニーの床ともびたっと合わせます。だんだん完成イメージが湧いてきましたか??

 

床材も施工完了。既存バルコニーの再塗装や底部パネルも施工し、とうとう増設バルコニー工事の完了です。

 

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